研修報告

H27年 12月 5日(土) 「リーダーシップ研修会」

会場 札幌医療リハビリ専門学校
参加者 58名
内容
講義   「コミュニケーションの基本」
「リーダーに求められること」
講師   北星学園大学文学部 心理・応用コミュニケーション学科
教授 濱 保久 先生
 今回の研修では、午前で、「分かりやすかった」78%、「どちらかといえば分かりやすかった」21%、午後の講義では、「分かりやすかった」67%、「どちらかといえば分かりやすかった」26%という回答でした。今後についても「役立つ」と言った声が多く聞かれています。参加者からは、「1日では足りない」「時間を長く設定してほしい」という要望や「時間が短く感じた」など集中して研修会を終えた様子が伺えました。
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H27年 11月 21日(土) 「行動制限最小化を学ぶ研修会」

会場 医療法人 富田病院(函館)
参加者 52名
内容
講義   「精神医療における行動制限の現状と課題に、看護はどのように向き合っているのか?」
「行動制限最小化の目的・意義の明確化と今後の取り組みについて考える」
講師   日本精神科看護協会 業務執行理事
東海大学健康科学部看護学科 准教授 吉川 隆博 先生
 参加者からのアンケート結果では、研修の満足度は高く期待度を上回る研修内容でした。また、各地でも開催して欲しいとの要望がありました。行動制限においては、精神科での経験期間によらず関心の高い内容になると考えますが、今回の様々な事例を通して理解や考え方が深まったものと考えます。今後の課題や問題に取り組み、行動制限最小化に向けた実践につなげて欲しいと考えます。
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H27年 11月 7日(土) 「毎日行うCVPPP研修会」

会場 札幌医療リハビリ専門学校
参加者 79名
内容
講義   「医療における暴力とその要因」
「リスクアセスメントと対処法の実際」
講師   国立研究開発法人
国立精神・神経医療研究センター病院
杉山 茂 先生
 この研修ではほとんどの参加者で役立つ・どちらかといえば役立つと回答、期待度も高く「満足した」と86%の回答が得られています。「とても分かりやすく学ぶ事が出来た」「参考になること、応用できることが多い」「大満足した」などの意見が聞かれています。今回の研修では、昨年とほぼ同様の内容でしたが、全体的な満足度の高さや参加人数を考慮すると、依然として関心の高さが伺えるものであったと言えます。今後、同様研修の開催を考えるのであれば、トレーナー研修と概要的な研修に分けるなど、内容検討は必要であると考え、次年度に向けて準備していきたいと考えます。
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H27年 10月 24日(土) 「看護研究発表会」

会場 札幌ホテルノースシティ
参加者 72名
内容
講義   「現場で働く看護師さんのためのカラーセラピー講座」
「看護研究発表」
講師   Colorsalon&School Luce
福田 るみこ 先生
 午前の研修内容について、「分かりやすかった」「学べた」と言った意見が多くきかれました。興味を持たれていた方も多く、自己や対象への理解に向けた学びの機会となったようです。アンケートから、研究発表について講評に対する意見が寄せられていますが、講評に関しては発表者にとっても、受講者にとっても学びを深める機会につながったことが読み取れたと感じています。今年度も、会場は2か所に設定させていただきましたが、会場への移動や座席に関する意見、オリエンテーションに関する意見などが多く寄せられました。今後の開催に対しての参考とし、十分に検討させていただきたいと考えています。
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H27年 9月 26日(土) 「WRAPを学ぶ研修会」

会場 札幌医療リハビリ専門学校
参加者 88名
内容
講義   「WRAPとは?自分らしく生きるために〜WRAP(元気回復行動プラン)」
「WRAPを作ってみよう〜それぞれの経験を持ち寄って」
講師   コープランドセンター認定アドバンスレベルWRAPファシリテーター
地域活動支援センターはるえ野センター長 増川 ねてる 先生
 アンケート結果では、「役立つ」に限定すると約60%の結果になりますが、「どちらかといえば」を含めると90%以上の受講者の方から支持されました。また、参加者にとっては興味のある内容であり、期待度以上に満足度が90%以上になり、高評価の研修会となりました。WRAPと言えば難しいというイメージもある中、受講した自身の他に職場にも進めたいと言った意見も聞かれ、充実した時間を過ごされた様子が感じられました。今後は、実戦的なプランの立て方など今回の学びを深めることで、実戦につなげて欲しいと感じています。
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H27年 9月 5日(土) 「退院支援研修会」

会場 網走エコーセンター
参加者 35名
内容
講義   「退院支援に重要な概念と全体像、看護技術」
「退院支援に重要な看護技術
日常業務で行う技術、退院へのタイミングが必要な技術」
講師   山形県立保健医療大学
准教授 安保 寛明 先生
 アンケート内容から、「満足した」83%、「どちらかといえば満足した」17%と回答され、分かりやすく、職場ですぐに役立つ内容であったと評価されています。退院支援には、本人のやりたいこと・関心のあることを重視して関わりを構築することが重要であることを再確認できました。また、他職種の関わりも大切であり、現場では試行錯誤しながら支え、構築し、進めている現状にもあります。今回、網走での開催でしたが、地方における開催は、お互いの情報交換の場にもなり良い機会になったと考えます。この研修において、「また、講義を受けたい」など、今後も講義を期待している声も多くあり、次年度に向けて検討していきたいと考えます。
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H27年 8月 22日(土) 「認知症看護研修会」

会場 札幌医療リハビリ専門学校
参加者 99名
内容
講義   「認知症の理解と看護の実際を学ぶ」
講師   特定医療法人北仁会旭山病院
南 敦司 先生
 この研修に対しては、「分かりやすい」「役立つ」といった高評価を受けています。また、参加者の規模、アンケート結果からも関心が高いことが考えられます。アンケートからの意見には、「患者対応に活かしたい」「職場に活かしたい」などの意見が多く、受講し学んだ知識や方法を実践につなげていくことが期待されました。充実した時間を過ごした様子もあり、講義時間が短く感じられた受講者もいました。講師に対する今後の要望が多くあり、次年度においても企画継続の必要を考え検討していきたいと考えています。
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H27年 7月 25日(土) 「管理者研修会」

会場 札幌ホテルノースシティ
参加者 55名
内容
講義   「マネジメント」
「人材育成」
講師   社会医療法人みやま会 盛岡観山荘病院
副院長 尾形 和恵 先生
 講義の内容について、「マネジメント」「人材育成」の内容について、受講されたほとんどの方に分かりやすかったと評価を受け、期待度・満足度ともに高評の結果でした。自主的な参加ではなかった様子の受講者でも、リーダーとして今後働いていくときに活用したいと学べた様子や、実戦につなげていこうと前向きな考えに至ったことが伺えました。看護感の違いの難しさを日常に感じつつも、受講し今後取り組むべき問題が明確化したなど、学びを含め、自分を見直す機会にもなったとの意見が聞かれていました。
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H27年 7月 18日(土) 「依存症研修会」

会場 とかちプラザ
参加者 40名
内容
講義   「アルコール依存症 〜何を病み何を治すのか?〜」
講師   特定医療法人北仁会 旭山病院
院長 山家 研司 先生
講義   「アルコール依存症患者への看護」
講師   特定医療法人北仁会 旭山病院
看護師長 池田 陽子 先生
 アルコール依存症について、ほぼ全員で分かりやすいとの回答、また看護についても分かりやすいとの回答をいただいております。「期待以上に分かりやすい講義であった。」「理解が深まった。」などの意見が聞かれています。
 今後の研修について「管理に関する研修」「コンコーダンス」「行動制限」などといった内容の研修会を十勝地方で行ってほしいとの意見が聞かれています。また、事例検討の開催を期待している声もありました。地方開催においては、毎年の研修内容が重ならないように配慮を重ね検討していきたいと考えています。
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H27年 6月 28日(日) 「医療安全研修会」

会場 ホテルノースシティ札幌
参加者 85名
内容
講義   「医療安全の基本的な知識と事故防止」
「それぞれの医療療現場における安全確保の課題と事故防止対策」
講師   公益社団法人 東京都看護協会
会長 嶋森 好子 先生
 今回の講義内容のキーワードとしては、「医療安全推進の契機となった事故」、「医療に伴う有害事象」、「人間工学」、「リスクとハザード」、「ハインリッヒの法則」などがあげられています。アンケート結果については、「分かりやすかった」といった回答が午前で約85%、午後で約80%でしたが、医療安全への関心や期待度が高い(約97%)結果に対して、満足度に関してはとやや低め(約74%)の結果となりました。結果に関しては、精神科に特化されなかったこと、医療安全の基礎知識から事故発生のメカニズムといった内容で、研修目的の周知が足りなかったこともあり、普段、精神科では聞き慣れない言葉が多い講義内容であったことも要因として考えられました。
 しかし、アンケートから医療安全の研修への関心や期待度が高いことがわかり、次年度は精神科の専門性や特徴などを考慮した研修会、研修目的の明確化と周知など、運営方法についても検討課題として考えられました。
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H27年 5月 30日(土) 「統合失調症研修会」

会場 函館渡辺病院
参加者 41名
内容
講義   「統合失調症患者の理解と急性期看護」
講師   医療法人社団五風会 さっぽろ香雪病院 
角谷 英幸 先生
講義   「統合失調症の慢性期看護について探る 〜様々な角度から〜」
講師   医療法人社団 五稜会病院 
鈴木 大輔 先生
 「統合失調症患者の理解と急性期看護」の内容についてが、「わかりやすかった」85%、「どちらかといえば分かりやすかった」15%、「統合失調症の慢性期看護について探る」の内容についてが「分かりやすかった」36%「どちらかといえば分りやすかった」26%という結果になりました。満足度においては「満足した」49%「どちらかといえば満足した」44%という回答になっています。
 「実際のケースを用いた講義だったので聞きやすかった。」という意見があり、看護の向上に向かって行ってほしいと感じました。また、資料に関する不便さなどの御意見が聞かれていますが、それぞれを今後の研修会への改善点として検討していきたいと考えています。
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H27年 5月 16日(土) 「初任者研修会」

会場 滝川文化センター
参加者 46名
内容
講義   「精神障がいの基本を学びましょう」
「実際の関わりとそのコツ(演習含む)」
講師   株式会社ここから 村本好孝先生
 「精神障がいの基本」「実際の関わり」それぞれについてが「分かりやすかった」と87%が回答、また「分かりにくい」という回答はなく参加者全員からの高評を受けています。期待度に関しては約68%とやや低めに感じられましたが、「満足した」という回答は約87%であり「どちらかといえば」を含めると全員が満足したという結果になりました。
 この研修を基礎に「精神科分野の研修をもっとたくさんして欲しい」「疾患と看護を学びたい」など、興味と向上に繋がってく意見が聞け、参加者が多くを学んだことと思います。
 今後の実践に是非、活用して欲しいと感じました。
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H27年 4月 25日(土) 「看護研究の基礎研修」

会場 札幌ホテルノースシティ
参加者 68名
内容
講義   「護研究って何?−どこが違う?実践報告と看護研究」
「研究デザインって何?−いろいろな研究方法と基本的用語」
講師   札幌医科大学保健医療学部看護学科
准教授 澤田いずみ 先生
 参加者のアンケート結果から、「実践報告と看護研究」については93%が分かりやすかったと回答されています。「研究方法と基本的用語」については74%で分かりやすかったと回答されていましたが、26%においては残念ながら分かりにくかった方に回答されていました。また、「役立つ」「期待度」「満足度」において、それぞれが約95%の回答で高い評価を得ています。
 参加者にとっては「難しい。」「わからない。」と感じた部分もありながら、「マイナスな気持ちもまだない訳ではないが、前向きにやっていきたい。」「高いレベルで研究を進めてみたい。」などの意見が聞かれ、この研修を通して看護研究に対する自己意欲の向上、関心の高さにつながったものと感じるとる事ができました
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